top of page
執筆者の写真Tanagokoro 盆栽と水石

北海道はまだ冬〜「愛石」3月号(2021年)を居間で読む

更新日:2021年3月14日



北海道はまだ冬。まだまだまだ。

気をつけないと寝ている間に雪で排気口が埋まることがある。 冬は朝タイマーで暖房が起動。その時、排気口は雪で埋まっていた。燃焼した煙は外に排気できないため、暖房機内に逆流。解けた雪も水になって流れ込む。 部屋の中が煙地獄。暖房機がダメになったが、体が大丈夫だったので良しとする。幸い、業者さんが素早く対応してくれて夕方には新しい暖房機がつけられた。 これからは、こまめに排気口の状態を確認することにする。朝起きたら、カーテンを明けて排気口を見る。ついでに街の光景を見る近所の道の街灯はとても明るく、歩く人の姿もはっきりみえる。


僕の住む札幌市といえば「さっぽろ雪まつり」という街の中心部に大雪像をつくるお祭りがあるのですが、新型ウィルスの影響で中止になってしまいました。 それは1月の話で、僕が生まれた時から、ずっとあったものが無い、という状態を自分としては予想よりさびしさも無く流れてしまった自分について、考えないといけないと思いました。日々の生活に追われてういると、つい自分の直接と利害関係のないものを流れしまう。


冬のふたつの出来事を書いてみた。

「水石」も愛好家の減少という状況が近年の状況に加えて、新型ウィルスによって展示会が、次々と中止になった。僕が心配するのは、このタイミングで水石の会そのもの、閉じてしまうところも結構あるのではないか、ということだ。


また、水石の専門誌として「樹石」「愛石」があるが少し前に「樹石」は廃刊になってしまったようだ。なので、今は「愛石」が唯一の専門誌である。僕は文化が続くには、それらお紹介するメディアというのもとっても大事だと思っていて、水石文化が続いていくには「愛石」のような専門誌が不可欠だ思う。 水石は「語る」ものであり、それを伝える専門誌などのメディアが不可欠。



今月の表紙の四万十川石は、高知県の石。形はとっても穏やかだが、微妙な輪郭線のゆらぎが、広大な山の風景を感じさせて見どころになっていると思う。真ん中の上がゆるやかだけど、たしかに「あがっていて」ところが主峰を感じさせ、良石になっていると思いました。

「愛石」は水石の専門誌。定期購読している唯一の雑誌。 水石好き、興味のある人にはぜひ読んでみて欲しい。 入手方法などは以下から。 愛石ウェブサイト http://www.ai-seki.com/index.html


石 川 伸 一 掌(tanagokoro) / 水石プランナー https://qzj12432.wixsite.com/tanagokoro

  



石 川 伸 一 掌(tanagokoro) / 水石プランナー https://qzj12432.wixsite.com/tanagokoro 

Comments

Rated 0 out of 5 stars.
No ratings yet

Add a rating
bottom of page