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  • 執筆者の写真Tanagokoro 盆栽と水石

恋と石〜「愛石」9号(2020年)を読む

更新日:2020年12月20日










    


愛石」9月号(2020年)を読む   


恋のことも、水石はわかるのだ。 紋様石の恋模様 表紙の石の写真は、石の模様や形自体を楽しむ紋様石ですね。銘は「恋心」。わかります。それは形から来てるんでしょう。ハートの形になっていますね。キューピッドが弓で射抜くハート。それが恋のはじまり。 その表現を知ったのは、子供のころ繰り返し観ていたアメリカのTVアニメーション「トムとジェリー」だと思います。猫のトムの目の前にセクシーな雌ネコが現れると、トムのハート、心臓に弓が刺さる訳です。 そんな記憶から、この表紙の石のハートが恋心というのはよくわかるし、とってもいい形だと思います。たしかなハートの形。上が少しへこんでいるのも良いアクセント。表面の模様の意味は明確にはよみとれませんが、まさしく「恋模様」といったところでしょうか。ただ、見るごとに部分、部分キューピッドが飛んでるように感じるところもあります。 いいですよね。この模様。これが真黒石のようなツルっとした感じだと、それはそれで美しいけど「恋」のイメージから離れて、高みの世界になってしまって「恋」には似合わない。

「愛石」は水石の専門誌。定期購読している唯一の雑誌。 水石好き、興味のある人にはぜひ読んでみて欲しい。 入手方法などは以下から。 愛石ウェブサイト http://www.ai-seki.com/index.html


石 川 伸 一 掌(tanagokoro) / 水石愛好家 https://qzj12432.wixsite.com/tanagokoro

  



石 川 伸 一 掌(tanagokoro) / 水石プランナー https://qzj12432.wixsite.com/tanagokoro 

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