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執筆者の写真Tanagokoro 盆栽と水石

ひとつの石なの?〜「愛石」7月号(2020年)を読む

更新日:2020年12月19日






    石の世界には不思議がある。  言い換えれば想像させる要素ということだろうか      人生に不思議があると楽しい

愛石」7月号(2020年)を読む   

表紙の石の写真でびっくりします。  これって、ひとつの石ですよね?? 水石では水盤(石をのせる器)にのせる石はひとつが

原則です。すると、この石の右にある細長い石は、下のほうでつながっている 感じなんでしょうね。そこが割れないかしらと気をつけそうです。

川で見つけた時は、感動しただろうなぁと思います。もう、これ一個で

十分ですよね。これだけかついで家に帰りたい気分だったでしょう。

その2つの石のように見える珍しさだけではなく、ほかにも見所があります。右側の石は穏やかなば形で、全体の形はすごくいいという感じではないですが、右のくぼみが味わいがあるし、左には抜け(あな)があるのも素晴らしい(ただ、ぬけの感じがやや不自然なのが残念ですが) 左の石ですがこちらも穏やかな形ながらバランスの良い形でいい感じです。ただ、これ単独だけでは魅力にかけますが、右の石とつながって全体の風景としてみるとこの石がとってもいいのですよね。 島型といえるのか、海に浮かんでいるひとつの風景ができています。地続きなのか、海岸付近にあるのか、1日中眺めていたい不思議な風景です。 これは水盤を使うのがいいですね。そうそう、写真の水盤も良いですね。石の色合いを生かす器かと思います。 個人的には青っぽい色でもどうかな〜と思いますが石自体が真黒ではないのでこれくらい控えめで味のある水盤がいいのでしょうね。このよく見ると水盤、少し緑っぽい色が入ってるのかな…写真でははっきりわかりませんが、どっちにしろ味わいのある水盤であることは間違いありません。そして、


ほかのページでは、コンデジでの石の撮影方法の記事はなかなか良い内容だと思いました。

撮影の仕方の本は世の中にはたくさんあるわけですが「水石」を撮る内容はここだけではないでしょうか。


次号の「愛石」には、どんな不思議があるだろうか。 「愛石」は水石の専門誌。定期購読している唯一の雑誌。 水石好き、興味のある人にはぜひ読んでみて欲しい。 入手方法などは以下から。 愛石ウェブサイト http://www.ai-seki.com/index.html


石 川 伸 一 掌(tanagokoro) / 水石プランナー https://qzj12432.wixsite.com/tanagokoro

  



石 川 伸 一 掌(tanagokoro) / 水石プランナー https://qzj12432.wixsite.com/tanagokoro 

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